射精の交感神経支配
人間には、交感神経と副交感神経の2種類の神経があります。
その交感神経は、人が活動する為の神経。
エネルギーを発散するようにはたらき、血圧が上がり、瞳孔が広がる、鼓動・呼吸が速くなったりします、また胃腸のはたらきが弱まります。
敵や窮地に追い込まれた時などに働く神経で、意識が高まり集中力が増します。その時胃腸などの消化器官の活動はあまり行われません、食事の後はゆっくりリラックスする方が良いのです。また性行為時、この交感神経の働きが強まることで、射精に至ります。
また、副交感神経は、リラックス時に働く神経。
体にエネルギーを蓄えるようにはたらき血圧が下がる、瞳孔が収縮する、鼓動・呼吸が遅くなる、胃腸のはたらきが活発になります。
心は静寂して落ち着き、眠くなったりします。
性行為時は副交感神経の働きが強くなることで、勃起が起こります。
朝、寝起きの眠いときに勃起するのは副交感神経によるものと思います。
平静時には、交感神経系のシグナルと副交感神経系のシグナルの両方が互いに作用し
ペニスは萎縮と勃起の中間の状態にあります。
人間の体のメカニズムは不思議というか上手くできているというか複雑で精密でしかもシンプルです。
これ以上のコンピュータはないでしょうね。