早漏の定義
1 挿入前、挿入途中、挿入直後のいずれかの時点で、本人の意思に反し
最小の性的刺激で射精してしまい、女性の欲求を満たせない状態。
2 挿入から〜射精までの時間が2分以内で、この状態が過去6ヶ月以上の間に
性交の5割以上で発生する場合。
3 不十分な勃起状態で挿入前の射精または、挿入後15秒以内の射精にいたる場合。
4 挿入後60秒以内の射精。
5 パートナーが希望する挿入から射精までの時間内で、射精をこらえられきれず
射精する場合。
早漏の医学的見地から見た定義には諸説あるようですが
2003年度的性機能障害に関する国際コンサルテーション会議で提出された勧告が
現在のところ最新の定義となっているようです。
以下の3つの診断基準を満たす場合を早漏と診断する。
(1) 膣内射精潜時が、短い。
(診断基準に合致する必要は無いが、膣内射精潜時の目安を、通常2分以内)
(2) 射精のコントロールが不能。
(3) 本人、またはパートナーの心理的な苦痛。
早漏とは膣内挿入後30秒以内、1分半以内あるいは2分以内にオーガズムに達する事
すなわち射精してしまうことなどと、時間を基準とする定義もあれば
性交の際のピストン運動が10回以内に射精してしまうことと
性交運動の回数を基準とする定義もあるようです。
また、時間や回数が重要な問題ではなく、射精反射のコントロールがうまく
出来ない状態が早漏であるとの定義もあるそうです。
最近行われた早漏に関する研究調査によりますと
18歳から25歳の健康男性を対象とした、同一女性の手指によるペニスに対する
刺激の開始で射精までの時間を測定したところ、平均156秒との結果が出ています。
実際は一般に考えられているより短い時間で射精に至るのかもしれませんね。